『 依存 ~~この世の生きとし生けるものは一人では生きれない存在~~ 』
『 依存 』
~~この世の生きとし生けるものは一人では生きれない存在~~
依存、それは生まれた時から親というものに頼り、いつのまにか依存しているものだ。
依存、それはこの世で最も傲慢で少しだけ誇らしいものだ。
そんな関係が良いか悪いかなんて第三者が干渉してはいけないものだ。
ただ、そこには何も生まれない。
停滞した日々が過ぎるだけ。
人の思考は面白くて前に進むことも後ろを振り向いて崖に落ちることもすべてにおいて俺たち人間に意味をくれる。
あくまで俺の持論だが、依存というのは憧れや期待に近い感情だと思っている。
憧れと聞くとどっかの死神さんが言ってたのを思い出す。
と、話がズレたので戻すとしよう。
憧れや期待といったものは必ずしもどこかで自分の理想像を相手に押し付けているものだ。
憧れてしまったらそこにはこの人を乗り越えるという意識をしなくなる。
というより相手のことを意識的に自分の都合のいい風に解釈してしまう。
ただの自己満足。
それが停滞という言葉の本性。
見えるものも見えなくなり、理解できたものも理解できなくなる。
ほんと、人間って……面白い。
~何かに依存した先に俺たちには何が見えるのだろうか~